神経性疼痛は早めに診察を【ツライ症状改善ガイド】

両手を広げる女性

帯状疱疹完治後も続く痛み

病院

痛みの原因は神経にある

神経性疼痛にはいくつかの種類があります。そのうち特に多く見られるのが帯状疱疹と関連している痛みです。帯状疱疹はヘルペスウイルスが体の中での眠りから覚めて暴れ出すことが原因で起こる病気です。この帯状疱疹では発疹や強い痛みなどの症状がありますが、病院で治療を受けるなどして帯状疱疹そのものが治っても、痛みだけが残ってしまう場合があるのです。このように、痛みの直接の原因がなくなってしまった後でも癒えない痛みが神経性疼痛と呼ばれているものです。帯状疱疹後に神経性疼痛にかかった患者は、この痛みや違和感のために自分の帯状疱疹はまだ完全には治っていないのではないかと考えます。神経性疼痛についての知識が得られる場合はよいのですが、そうでないともう治ってしまっている帯状疱疹の影にいつまでもおびえなければならなくなってしまいます。帯状疱疹に限らず、病気や怪我の治療がすでに済んでしまっているのに痛みだけがいつまでも残る場合は、神経性疼痛を疑ってみる必要があります。

神経科や精神科などで相談

帯状疱疹の治療を受けるときは皮膚科などの病院に行く人がもっとも多いでしょう。皮膚科では帯状疱疹の原因となっているヘルペスウイルスを攻撃するために抗ヘルペスウイルス剤という薬が処方されます。そして患者が薬を正しく服用すれば無事病気が完治するということになりますが、それにもかかわらず治癒後に神経性疼痛が現れた場合には、患者は当惑してしまいます。というのも皮膚科で再検査を受けても体内にはもうヘルペスウイルスは見つからないからです。痛みのもともとの原因は帯状疱疹のウイルスであっても、その後の神経性疼痛をもたらしているのはウイルスではなく患者自身の神経の作用によるものです。よって、神経性疼痛の治療を受けるに皮膚科ではなく別の病院に行く必要があります。神経性疼痛は神経が障害を受けているのが原因なので、神経科などで診てもらうことができます。また、精神科や心療内科の医師も神経科の疾患を扱うことが多いので、精神科や心療内科などで相談してみるのもよいでしょう。